こんにちはタイガです!
今回は、ドイツサッカー環境とひとつの魅力について、16歳からプロ下部組織のu17でプレーした僕なりに、感じたことについてお伝えできたらなと思っています。
最近よくJ2のレベルや環境は、“ドイツリーグだとどのくらいなのか。“という質問を頂くことがあります。
正直、“サッカースタイル“や“環境“は、日本とは大きく異なるため、“正確にJ2=ドイツではこのレベル“といった形で表すのは”難しい”と思います。
ただ結論ですが、僕自身は16歳から実際にドイツ現地で生活していた中で、”ドイツのサッカー環境”と日本では、「大きな差がある」と感じました。
(毎試合80000人が入るドルトムント!🇩🇪)
「ドイツ3部と日本のJ2リーグ選手の年収」
はじめにドイツ3部リーグは“完全なるプロリーグ“であり、「平均年収は1500万」と言われています。これに比べて”日本のJ2でプレーしている選手”の「平均年収が400万」となっています。
選手によって給料の違いはあると思いますが、全体平均で見ると“ドイツ3部リーグはJ2の平均年収と比較して3倍“になることが分かります。
また1つずつカテゴリー落とした場合に、ドイツ4部はプロクラブやブンデスのu23も存在していますが、日本のJ3の場合では、「完全なプロとしては厳しい環境」になってるかと思います。
(ブンデス3部クラブ、サポーターの様子!🇩🇪)
「ドイツ3部とJ2の平均動員観客数」
次にドイツが誇る“圧倒的な観客動員数“についてです。
ドイツの2023/24シーズンは現在リーグ戦の折り返し地点ですが、今季ドイツ3部の平均観客数は9500人となり“約10000人“が入っていることになります。
これに対してJ2リーグは”平均7000人”。
よって、ドイツ3部の方がJ2に比べて「観客動員数」も含めて「リーグの規模感」が大きいです。
例えばドイツ3部のドレスデンは、”平均30000人”の観客が毎試合スタジアムに入っており、”ドイツ国内におけるサッカーの熱さ”が伺えます。
これが”ドイツ2部では平均が30000人”、”1部は平均40000人”、ドルトムントやバイエルンでは”80000人”となり、”世界トップの熱いサポーター”がいるのは”ドイツサッカーが誇る大きな魅力”です。
(ドイツ3部トップ5の平均観客動員数🇩🇪⚽️)
こんな感じがドイツ3部と日本のJ2との規模感や環境について、僕自身もu17ユースから6年間、身近にドイツに生活する中で感じたことをまとめてみました!
ドイツにサッカー留学したい選手にとっては、この環境が「一つの目標」にも繋がると思います。
こういった情報は、日本の方からすると“中々知れない部分“だと思いますが、ドイツサッカーと日本の大きな違いは“プロのステージ“に対し、”全ての選手に可能性が開いている部分”だと感じます。
例えば日本でJリーガーになれる選手は、”基本は高校や大学で国内トップレベルの選手”といった条件があり、地域リーグから這い上がるケースは少ないと思います。
しかしドイツでは、“下部リーグ“からプロに這い上がる選手のケースが、”日常的に起こっています”!
なぜなら、“ドイツリーグでは“ピラミッド型の構成になっており、アマチュアで活躍している若手をプロクラブやスカウトが日々探しており、才能のある選手が埋もれない「サッカー環境」が存在するからです。
結論、日本でチャンスの機会がなかった選手にとって”ドイツは面白いチャレンジ環境”だと僕は感じます
逆を言うと、日本での経歴や実績は“現地のドイツでは関係なく“、評価の基準は異なるということ。
だからこそ“日本では無名だった選手にも可能性がないとは限らない“。実際に近年“ドイツ下部リーグから這い上がり“「プロ契約になる選手」も増えています。
“ドイツで活躍する日本人“が多くなれば嬉しいなと思っています!”そんな未来が楽しみです!”。
最後まで読んで頂きありがとうございました!
チュース!