こんにちはタイガです!
今回は、ドイツサッカー環境と”5部以下の給与事情”について、16歳からドイツプロ下部組織u17のユースでプレーした僕なりにお伝えできたらなと思っています。
まず結論ですが、「ドイツでは“下部リーグでもサッカー給がもらえる」可能性があります。
ここでいう“下部リーグ“とは、ドイツの“5部~10部“を指しているという感じです!
(ドイツ5部クラブの専用スタジアム!🇩🇪)
「ドイツ5部~8部のサッカー給与事情」
前回お話しした通り、プロ契約=就労ビザという認識だと言いましたが、まず”完全なるプロ契約を結ぶ場合は、基本的に”4部リーグ以上”からになります。
そして日本と少し違うのは、“アマチュア(5部以下)“でも、“ドイツではサッカーでお金をもらえる“環境があるということです!
ただ5部以下になると、選手やクラブの資金力によって「かなり待遇が変わってきます」。
例えばドイツ5部でも資金力のあるクラブであれば、固定給(2万~25万)+勝利給+家や車の支給など、先ほど言ったプロ契約出なくてもサッカーだけで生活できる状況もあったりする訳です。6部~8部でも固定給(2万~5万)+勝利給+交通費など出すクラブもあります。
これはドイツサッカー留学する選手にとって、日本にはない「大きな魅力」だと思います!
しかし“ここで勘違いしてはいけない“のが、“日本人がいきなりドイツの下部リーグに入り“、“初めから高待遇を受けるというのはまず厳しい“です。
理由はドイツのクラブは“選手の価値や実力“に対し、“サッカー給の対価“を払う考えだからです。
要するに、“ドイツでの実績や語学の話せない外国人“(日本人)に、“練習参加のみの評価でクラブは大きな投資はしない“ということです。
逆にいうと、“1年間ドイツのリーグでしっかり活躍やドイツ語も勉強した場合“、プロ(4部以上)だけでなく“5部以下のアマチュア“でも、“日本では考えられないオファーを出してくる可能性がある“ということです!
(実力次第で”一気に上にいける”面白さがある🇩🇪)
「ドイツ5部~8部のサッカー環境」
次に“ドイツ5部~8部の”サッカー環境“についてです。
これがドイツサッカー留学における、”最大の魅力”だと僕は思っています!
まず結論ですが、「基本的にドイツの5部~8部でもほとんどのクラブ」が、“自分のサッカー専用スタジアムや専用グランドを保有“しています。チームによっては、”5部では考えれられないようなサッカー施設”を持っていたりもするワケです。
日本のJ3では“専用スタジアムを持っていない“クラブがあるのを見ると、“ドイツサッカーの環境“のすごさが伺えると思います。
そして何よりも”アマチュアでも”、”地域にいる多くのサポーターが応援してくれる環境”が存在します!
もちろん5部~10部でも、”試合の入場料はかかります”。地元の方々がお金を払ってまでアマチュアの試合観戦に来てくれる”。
これが先程言った、“ドイツの下部リーグでもサッカー給が貰えるシステム“というワケです。
下部リーグでもクラブに“スポンサーや入場料が入り“、それをクラブは選手や育成(ユース)に投資し、クラブが盛り上がるような状況を”自分達で作っていく”。
プロだけでなく、“街とアマチュアクラブも密接に関係があるのがドイツサッカーの特徴”です!
(ドイツ5部クラブのサポーターの様子🇩🇪)
こんな感じがドイツにサッカー環境と”5部リーグ以下の給与”について、僕自身u17からドイツで生活をして感じたことをまとめてみました!
実際に“ドイツのサッカー環境“は、日本に比べてかなり「差がある」と思います。
その中の1つが、“アマチュアでもサッカーでお金がもらえる可能性がある“ということ。プロだけでなく、“アマチュアリーグでも整った環境“や“地域のサポーターが存在するサッカー環境がある“のは、ドイツでサッカーをしたい選手にとって大きな魅力です。
そして“5部以上の4部“になると“月50万~100万以上のサッカー給“をもらっている選手がいたり、3部から完全なるプロリーグ(平均年収が1500万)になるので、ドイツにサッカー留学する選手にとってはかなり面白い”チャレンジ環境”だと思う!
また、“ドイツ語や海外生活“において、サッカーだけでなく“日本では出会えない人達との交流や文化に触れ“、“人間性の成長や貴重な経験ができる環境“も“ドイツ留学における大きな魅力“だと感じます。
こういった情報は、日本の方からすると“中々知れない部分“だと思いますが、ドイツサッカー留学する方には直接関係してくるので、プラスになれば嬉しいです!
最後まで読んで頂きありがとうございました!
チュース!