こんにちはタイガです!
今回は、”ドイツサッカー留学にかかる費用”について、16歳から海外プロ下部組織u17でプレーした、僕なりの経験をお伝えできたらなと思っています。
まず結論ですが、ドイツサッカー留学には「かかる費用」と「もらえる費用」の2つが存在します。
そして多くの方が気になるのは、”ドイツ留学する際にかかる費用“のことだと思います!
では実際に、「ドイツ留学にかかる費用はいくらなのか?」
ここから、16歳からドイツプロ下部組織u17でプレーした、僕なりの経験をお伝えしていきます!
(僕自身はドイツ留学して本当によかったと思う🇩🇪)
「ドイツサッカー留学にかかる費用」
まずドイツサッカー留学にかかる費用は、大きく分けて「2つ」になります。
1つ目は、”渡航の費用”と”ドイツでの生活費”です。
この渡航に必要な費用とは、”日本からドイツへのフライト往復代(約15万~25万)”とドイツ留学にあたり加入する海外保険(月1万ほど)となります。
次に、”現地ドイツでの生活費”です。
僕自身も”ドイツに6年間”住んでいましたが、月1200ユーロ~1500ユーロほど(約18万から24万)あれば、ドイツでは”十分に生活できる”と感じます!
まずドイツではスーパーなどの物価は、”日本に比べてそこまで高くない”です。
しっかり自炊をすれば、”食費を抑えることが可能(1ヶ月300~500ユーロ)”だと思います。
逆に“一番コストがかかるのは”「家賃」です。
ドイツでは”年々家賃が高くなっており”、家探し(空きが全然ない)も、”かなり難しい”です。
この前ドイツにいる知人と話した際に、1つの家の物件が空けば、“30組が応募してた“と言ってました。笑
ドイツ語ができなかったり日本人の場合は、家探しの難易度は、”さらに厳しくなります”。
地域にもより“家賃相場は変わりますが“、1ヶ月の家賃は、月550ユーロ~800ユーロほど(約8万~12万)
プラス、”基本的には家に入居する際に敷金”(1ヶ月~2ヶ月分)が必要になります。
これは退去時に“綺麗なまま使用すれば“、基本的には”そのまま返金される“ことが多いです!
あとは、携帯のSIMカードが月15ユーロほど(約2500円)、交通費が月70ユーロ(約1万)ほど。
選手によっては、ドイツ語学学校費が月500ユーロ~600ユーロほど(7万~9万)がかかりますが、個人的には”絶対行った方がいい”と思っています。
なぜなら”ドイツのサッカーで上に行きたい”際には、”必ずドイツ語能力が必要”になるからです。
”プロ契約する際”にも、”重要なポイント”になります。
また”セカンドキャリアにおいても”、ドイツ語ができることで「選択肢の幅」は”大きく広がる”と思う!
(色んな出会いが新しい可能性を生んでいく🇩🇪)
2つ目は、”留学会社に支払うサポート費用”です。
これは基本的に、”日本から海外挑戦する方ができない部分”を、僕たちドイツ留学会社がサポートします。
具体的には、ドイツクラブへの練習参加や、チーム契約サポートや通訳。現地で活躍した選手の引き上げや推薦(プロクラブ)。病気や怪我した際の対応(シャンセのメンバーには日本語のできるドイツ人医者もいる)、家探し(相当大変)、学校への紹介や手続きサポート。留学後のセカンドキャリア支援など。
こんな感じが、”内容のメイン”だと思います!
もし”この内容を全て一人で出来る場合”は、留学会社を使わず”自分”で行えば”この費用は削減”が可能です。
ただ正直なところ、ドイツ語のできない人や相当なバイタリティのない場合、”実際には不可能”だと思います。
なぜなら、”言語や現地の情報のない選手が一人で海外に挑戦するのは”「リスクも大きい」からです。
しっかり考えた上で「自分にとってベストな留学方法」を決めるのが良いと思います!
そして気をつけなければいけないのは、”費用が安い=”良いエージェントや留学会社”とは限らないこと。
ドイツには、”安い費用を売りにしている個人のエージェント”や”評判の悪い留学会社”もあるので、その点は、”目先の話だけでなく将来的なこと”を含めて「選手自身が判断する必要」もあるかと思います!
実際に僕がYouTubeで発信していた時に、”現地ドイツに挑戦している選手”から、”エージェントや留学会社の相談”を受けることが”とても多く”ありました。
“上手い話しばかりを言ってくる場合“は、“かなり気をつけた方がいい“と思います。
海外挑戦は”そんな甘くないのも事実”です。
しかし”ドイツには大きな可能性”も存在します!
ただ”その可能性”は、海外で挑戦する中で”失敗や壁を乗り越え試行錯誤しながら、日々を挑戦するからこそ、その先に「色んな選択肢」が生まれてきます。
僕自身は全て16歳から一人(相当大変すぎた)で、”ドイツ挑戦した経験”がありますが、海外挑戦における面白さや可能性。大変な苦労や壁も体験しました。
その中で、”僕自身があの時に必要だったと思うことを考え”、”ドイツ挑戦しやすい環境”を作りたい想いから「ドイツ留学をサポートする会社を立ち上げた」経緯になります。
僕たちメンバー全員が”ドイツに5年以上”挑戦し、”実際に海外へ留学したからこそ”、”これから挑戦する方々の想い”を、”もっとも大切”にしています。
ざっくりですが、この2つが”ドイツサッカー留学で「かかる費用」となるワケです!
(僕も今まで作ってきた繋がりを”シャンセで挑戦する選手にも還元”していきたい!🇩🇪💪)
「ドイツサッカー留学でもらえる費用」
では次に、”ドイツ留学でもらえる費用”について。
先ほどは”かかる費用”でしたが、ドイツサッカー留学中には「もらえる費用」も発生します!
1つ目は、”サッカー給”です。
ドイツではプロリーグ(1部~3部)だけでなく、アマチュア(4部~8部)でも”サッカーで給与がもらえる可能性”があります。
これはドイツに挑戦する選手にとって、「一つの魅力」だと思います。
前回載せた「ドイツ5部リーグ以下の給与について」のブログを見て頂けたら幸いです!
そしてこのサッカー給が発生する場合に、先ほどお伝えした”ドイツでかかる生活費、”月1200ユーロ~1500ユーロほど(約18万から24万)から引くことが可能となるワケです。
2つ目は「ドイツ現地での就労」になります。
これは”就労ビザを持っている人が対象”ですが、ドイツでアルバイトをした場合、”ミニジョブ”と呼ばれる少しのバイトでも、”500ユーロほど”のマネタイズは簡単に作ることができます。
人によっては月1000ユーロ~1500ユーロを、自分でマネタイズする方もいたりします。
”現地企業に就職”するのも、”一つの選択肢”です!
こちらも先ほど説明した「ドイツでかかる生活費から」”マイナスが可能”になるというワケです。
ただ個人的にはドイツにいる間にバイトばかりに時間を使うのは、”相当勿体無い”かと思います。
理由は、「ドイツ挑戦できる時間」は限られてるから
前回話した”ビザの問題”で、必ず3年目は”大きな壁”に当たります!
プロ契約にしても、現地企業に就職でも”ドイツ語能力は重視”されます。
なので、”ドイツ語をしっかり勉強したり”ドイツでしか出来ないこと”に2年間は時間を使った方が「将来的なリターン」は大きいかなと個人的には感じます。
この2つが主に「ドイツ留学中にもらえる費用」となります!
よって、”ドイツでの生活費は抑えることは可能”であり、”アマチュアでもサッカーで多少のお金をもらえる可能性があるドイツ”は、”面白い環境”だと思います。
そして日本での経歴ではなく、現地での実力次第で「プロへの可能性」が平等に広がっているのも、ドイツ挑戦における「大きな魅力」の一つです!
(1度日本を出るからこそ見えるものもある🇩🇪)
こんな感じが、”ドイツサッカー留学にかかる費用””について、僕自身u17からドイツで生活をした経験をまとめてみました!
結論、”ドイツ留学には必ず費用はかかります”。
ただ”多くの方が思っているほど”、ドイツ挑戦は”莫大なコスト”がかかるワケではないということです。
そして選手によっては、留学を”将来的に大きな価値”へと変えていく人がいるのも”事実”です。
これは”サッカーだけでなく、セカンドキャリアも含めて”のことだと思っています!
また、”日本の大学が4年間で1000万かかる”と言われていますが、それを考えると「ドイツ留学は可能性や費用面も含め」、”違ったレールで面白い選択肢”です。
一方、日本と海外挑戦ではそもそも「目的が違いすぎる為」”どちらが良いのかという比較は難しい”です。
結局は、”その人がどんな目標を持っていて、今自分はどんなことに挑戦したいのか”。
この部分が「一番大切」になると思います!
海外挑戦では、”サッカー面だけでなく、違う国の言語や文化に触れる機会”が多く発生します。
そして、”日本では出会えない人達との繋がりや、普通の人ができない経験”ができるのもドイツ留学における「大きな魅力」なはずです。
逆を言うと、”与えられた環境ではなく”、”自分で行動し考える力”が、海外挑戦では大切になります。
話はだいぶそれてしまいましたが、ドイツでは日本にはない”新鮮な毎日”が待っていると思う!
僕たちシャンセも、これからの時代に”ドイツへの挑戦という選択肢”が増えていけばとても嬉しいです。
最後まで読んで頂きありがとうございました!
チュース!