こんにちはタイガです!
今回は、ドイツサッカー留学とタイミングについて、16歳からプロ下部組織のu17でプレーした僕なりに、感じたことについてお伝えできたらなと思っています。
まずドイツに挑戦する方々が一番気になるのは、”高校卒業後か大学後”のどちらがベストなのか?といった、疑問を持ってる選手も多いはずです。
最初に結論にはなりますが、サッカー面を見ると確実に”高校卒業後”にメリットがあると感じます!
まずドイツでプロになりたい場合に、日本以上にドイツでは”年齢”が鍵になってきます。それはドイツが若手の選手に積極的にチャンスを与え、”成長しそうな才能”を多くのクラブが探しているからです。
そして、主に”18歳~21歳”の選手が”下部リーグで活躍”した際に”ブンデス1部,2部のu23やプロクラブ”が獲得に動くケースが多いです。
これはプロクラブ側も才能ある若手を獲得することで、”将来的な投資”(トップ昇格や更にビッグクラブへ移籍させた場合)に”大きなメリット”があり、所属するアマチュアクラブとしても将来的に、”大きな育成費”を得られる場合があるからです。
要するに選手、元クラブ、プロクラブにとって全員が”Win Win”になるケースが発生します。
大前提ドイツではクラブの利益とは別に、若手に対して育成や可能性の機会を与えたい考えがあるので、これはドイツサッカーにおける大きな魅力だと思います。
(僕が参加したu19ドイツ2部クラブでの様子🇩🇪)
2つ目に、「ブンデスu23」への可能性です。
ここが高校卒業後にドイツサッカー留学する選手にとって、「大きなメリット」だと僕は感じます。
基本的に、ドイツ1部,2部にたどり着く方法は”2つ”かと思います。
1つ目は、J1で大活躍(A代表級)の結果を残した選手が直接ブンデスクラブからオファーをもらい移籍する。
ただこのようなケースは、ほとんどの選手には当てはまらないかと思います。
そして2つ目は、ドイツの下部リーグ(5,6部)で大活躍しブンデス1部2部のu23(4部)からオファーをもらう。u23で活躍し一気にトップ昇格(1部,2部)に這い上がる方法です!
僕はドイツにサッカー留学する選手が1部にたどり着く方法は、”これしかない”かと感じます。
そしてブンデス”u23に入る条件”は、基本的に”18歳~22歳”の現地で活躍してる選手が当てはまる形です。
あまり日本ではニュースに出ないですが、近年このu23(4部)からトップ昇格(1部,2部)の例はかなり増えており、”実際に多くのケース”があります。
どちらにしても”最低1年”は、シーズンを通して”ドイツリーグで活躍する必要”があるので、これが高校卒業後における”メリットの一つ”です。
「最近あったケース🇩🇪」
伊藤洋輝 Stuttgart u21(4部)→トップ昇格(1部)→日本A代表🇩🇪
内野貴史 Düsseldorf u23(4部)→トップ昇格(2部)
伊藤達哉 Hamburger u21(4部)→トップ昇格(1部)
上月壮一郎 5部→Schalke u23(4部)→ トップ昇格(1部)🇩🇪
水多海斗 5部→Mainz u23(4部)→ トップ入り(1部)
アペルカンプ真大 Düsseldorf u23(4部)→トップ昇格(2部)🇩🇪
(u19の仲間,アントンは4部から2年でA代表へ🇩🇪)
3つ目は、「メンタリティ」の部分です。
これはかなり個人的な意見ですが、高校卒業後と大学後にドイツ挑戦する選手では、想いや目標に対する気持ちに”大きな差”があるような気がします。
おそらく高校後に挑戦する選手は、周りが大学に行く中、色んな物を捨てて海外を選んでいる方が多いです。
なのでドイツ挑戦に対して、”日々取り組む姿勢”に伝わるものがあるのかなと思います。これはサッカーだけでなく、普段の生活でも”現地の人とのコミュニケーション”を取ったり、何かに取り組んでいる姿を見て、多くの人脈へと広がる機会があるはずです。
話はそれてしまいましたが、高校卒業後と大学後というよりも”何かの選択に対して逃げ道”を作っていないか。それがドイツで挑戦する上での”最重要”なポイントであり、”結果”にも繋がるのではないかと思います。
(ドイツには色んな出会いがあると思う🇩🇪)
こんな感じがドイツサッカー留学とベストなタイミングについて、僕自身がu17からドイツでプレーして感じたことをまとめてみました!
実際に高校卒業後と大学後のメリット・デメリットはそれぞれあると思いますが、サッカー面だとやはり高校後の方が”可能性のメリット”があるのではと感じます。
ただドイツは3部、4部にもプロクラブがあり、大学後にも現地での活躍次第では、”プロ契約”を獲得できるチャンスもあるはずです!
逆を言うと、高校卒業後にドイツサッカー留学する選手にとって、一番の不安が”セカンドキャリアの部分”かと僕自身も少し感じていました。
その中でシャンセは、アスリートのセカンドキャリアをサポートをする”スポーツフィールド株式会社様”とパートナーを結び、少しでもその部分の”不安を軽減”して選手達が全力で挑戦ができるよう。これから新しい選択肢が増えていけば嬉しいなと思っています!
最後まで読んで頂きありがとうございました!
チュース!