こんにちはタイガです!
今回はドイツサッカー留学とビザの関係について、16歳からプロ下部組織のu17でプレーした僕が”知っている事実のみ”を伝えしたいと思います。
まず結論ですが、ドイツにサッカー留学できる期間は、“通常2年間“になります
これはサッカーだけに限らず、ドイツに滞在する上で必ず”ビザ(Aufenthalttittel)と呼ばれる滞在許可“が必要になるからです。
日本で生まれた私たちにとって、母国日本では当たり前のように在住ができますが、もし日本人がドイツに在住する場合、私たちは“外国人“という枠に当てはまります。
よって“正式な滞在許可“がない限り、サッカー留学する以前に「ドイツで滞在ができない」わけです
例えばドイツのアマチュアやプロチームを含め、現地サッカークラブと契約する場合に、この”滞在許可”がなければ「原則チームとは契約」ができません。そしてドイツ国内リーグでの公式戦に出場する際にも”正式な滞在ビザ”は必須になってきます
また多くの選手が目標とするプロ契約の場合にも、ドイツでは「就労ビザ」の取得が必要です
これはドイツ外人局がプロクラブと契約する選手(外国人)に対し、”ほんとにドイツ人以上の価値があるのか”。”ドイツ人の職を奪っていないか”。”給与が外人局が提示する基準を満たしているのか”。など就労ビザが下りるまでに「多くの審査」が入ります。
なので”プロ契約=確実にドイツで滞在出来る”というわけではなく、プロクラブが契約を提示した場合にも外人局から「却下されるケース」もあったりします
ただし、ドイツのサッカークラブがプロ契約までする場合、チームにとってその外国人選手が重要ということを示すため「就労ビザを全力でサポートする」というワケです。これは一般企業も同じ原則となります
よって、現在ブンデス,3部やドイツ4部のプロクラブでプレーする日本人選手がドイツに滞在できているのは、”プロ契約と雇用条件”をドイツ外人局が「正式な就労ビザ」として承認していることを示しています
話は戻りますが、現状ドイツにサッカー留学したい方が現地にて滞在する場合は、このビザを”就労先ではなく”「初めは自身で取得する必要」があります
これが先ほどお話しした、ドイツ留学にて挑戦できる期間が「通常2年間」ということです。
では、”どのような滞在ビザがドイツにはあるのか?”
この部分を僕が知っている限りの経験を踏まえ、お伝えしていきたいと思います。
(u23、ドイツでのプレシーズンの様子)
まず1つ目は、”ワーキングホリデービザ”です。
これは”最強のビザ”になります。通常の滞在許可には「就労を認めるビザ」「勉強の為のビザ」「企業やクラブとの雇用を結ぶ就労ビザ」の大きく分ける3つがあります。
ワーホリビザは、この”3つの全ての権利を1年間ドイツで得ること”が可能になります。
申請条件は18歳以上~30歳までが対象となり、日本から申請できるのが大きな強みです。
おそらくドイツに長く在住している方々が口を揃えて言うことは「ドイツ外人局でのビザ取得は本当に大変だ」と話すと思います。
僕自身も16歳からドイツに6年在住しましたが、”一番キツかったのがビザ関係の手続き”でした
(朝5時-10℃、外人局に並んだ思い出が懐かしい。笑)
2つ目は、”語学ビザです”。
これはドイツ現地の語学学校に1年間通う証明書を提示することで、「最大1年間」の滞在ビザがおります。
ドイツ語を日々学びながら1年間サッカーができる魅力のあるビザですが、“デメリット“も存在します。
それは「アルバイトを含む一切の就労が不可」ということです。
なぜなら語学ビザは、”学習を目的とした滞在許可”としてドイツ外人局が承認するわけで、”就労が目的ではない”という認識だからです
よって、主にはこの2つのビザがドイツにサッカー挑戦する方が、特段大きな要件を必要なく”全員が取得可能”となるビザになります。
この2年間でドイツリーグで結果を残し、プロ契約を目指すといった流れになります。
では、”2年以上はドイツに滞在が出来ないのか?”
この部分が多くの選手や留学生にとって、気になる点かと思います。
結論、”2年以上滞在する方法”はいくつかあります!
ここからは先ほどの滞在ビザとは違い、”多くの取得条件”が発生してきます
(大変な壁も含め、海外挑戦の楽しさだと思う)
まず1つ目は、”大学ビザ”です。
これは現地ドイツの大学へ入学した場合に、「大学での勉強を目的」とした学生ビザがおります。
サッカーも可能で、条件付きですがアルバイトも基本は可能です。
しかし、ここで難しいのは「まず入学条件を満たしているのか」。そして入学後もしっかり勉強をし、”単位を落とさずに取れている状況”なのか。
ここが「大きなポイント」になってきます
当たり前の話ですが、大学ビザなのに”単位が取れていなかったり他の目的があった場合“、この学生ビザの延長は厳しくなります
日本とは違い、ドイツで大学に行く方々は進学の目的「大学で何を学びたいのか」という部分が、とても明白になっています。
大学では、年齢層も10代から30代後半までいるような環境です。
学びたい分野や職がある人がいく場所がドイツの大学になっています
結論、しっかり勉強を日々し続けなければ「ドイツでの大学卒業は簡単ではない」ということです
大学に行く目的が明確にあり、サッカーもしたい方にとって大学ビザは「ベストな方法」かもしれません!
(大学生知人も会うたび、ビザの大変さを語ってた)
2つ目は、”就労ビザ”になります。
これは先ほど言った、ドイツサッカークラブとのプロ契約の他にも、”現地企業での一般雇用や日本食レストランでの雇用“もこの枠に入ってきます
要するに、”自身を雇用してくれる先があり”、外人局が認める「就労ビザの基準」をクリアすれば下りるワケです。
この就労ビザは簡単にいうと雇用側が(一般企業やプロスポーツクラブを含む)、外国人である自身を”ビザサポートしてまで雇用したい!”と思ってくれた際には、”取得確率”は上がります。
逆を言うとプロサッカークラブや一般企業でも、”そんな手間がかかるサポート(就労ビザ申請)をしてまでこの外国人(日本人)を取るつもりはない”。と感じた場合は、滞在ビザサポートをする必要がないとった結論になってしまいます。
当たり前ですが、もし2人の候補者がいて「同じ能力だった」際に、ドイツのプロサッカークラブや一般企業は「間違いなくドイツ人を選択」します
なぜならドイツ人には、言葉の壁や滞在許可やビザ申請といった「日本人が持つ課題」を解決する必要がないからです。
よって、この就労ビザは完全に”本人の能力や価値”によりプロサッカークラブや現地企業がサポートしてくれる滞在ビザという認識になります
(ドイツ4部プロクラブの専用スタジアム🇩🇪。)
こんな感じがドイツにサッカー挑戦できる期間と”重要なビザ”について、僕自身16歳からドイツで生活をして感じたことをまとめてみました。
実際このビザの重要性は、ドイツで生活する中で「もっとも大切」になると思います。
こういった情報は、日本の方からすると中々知れない部分かと思いますが、ドイツ留学する方には直接関係してくる為、少しでもプラスになれば嬉しいなと思っています
ただ僕自身は、この”2年間という期間”はベストかなと感じます
なぜなら、2年後にプロ契約または一般企業との雇用にて滞在許可を自分で取る必要性を先に分かっているため、サッカー面,現地生活,ドイツ語の学習などを含め留学生自身が2年間を全力で、可能性を広げるべく日々挑戦するしか残れる方法がないからです。
今まで部活をやってきた方なら分かると思いますが、”目標を決めてから日々過ごす”場合と、”何も決めずなんとなく過ごす”日々とでは「結果」がかなり変わるはずです
最後まで読んで頂きありがとうございました
チュース!