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16歳でプロクラブu17に参加。監督にブチ切れられた話

こんにちはタイガです


今回は16歳で初めてドイツプロクラブu17に参加した当時、僕自身が監督にブチ切れられた体験談をお伝えしたいなと思います。


これは僕にとって、ドイツ留学の中で一番思い出に残っている出来事


もっとも怒られた話になります。笑


(移籍期間の関係で集合写真に間に合わなかった。)


“誰も知り合いのいないドイツへの挑戦”


僕がドイツに渡ったのは16歳の時です。


日本でいう高校1年生の年代になります。


当時は今ほどドイツの情報が身近になく、右も左も分からず海外に一人で挑戦しました。


そして初めて参加したクラブがアーヘンというドイツ名門プロクラブの下部組織


Jリーグのユースと同じと思って頂けたら分かりやすいかな。


そのプロクラブのu17に偶然参加する機会をもらいドイツに向かうことになりました


僕自身は当初クラブについて全然知らなかったのですが、グランドに着くと目の前に立っていたのは巨大なサッカー専用スタジアム。


実は2006年までブンデス1部に所属していた「ドイツの超名門プロクラブ」だったワケです


屋上芝グランド(ユース)と横には天然芝グランド、さらに人工芝グランド2面もあり、日本の私立中学(静岡で環境が一番良い学校)だった僕自身でもドイツのサッカー環境には「衝撃を受けた」ことを鮮明に覚えています。


ドイツ人監督にカタコトの言葉で「タイガです」と挨拶をし、スタジアム内にあるロッカールームへ。


「大きな緊張」と同時にこれからこんなクラブに参加できるという「ワクワク」した気持ちを持ちながら、僕のドイツでの挑戦がスタートしました

(30000人を収容する専用スタジアム。)


“いきなり言葉の壁にぶつかる”


ロッカールームに入るとu17のドイツ人選手がずらり


僕は11人に握手をし「タイガです」とドイツ語で挨拶をしました。


プロ下部組織ということもあり多くの選手が「誰だこの日本人」といった視線があったかと思います


監督から支給された専用ウェアに着替え屋上の専用トレーニンググランドへ。


いよいよ初めての練習がスタートです。


まずいきなり「大きな問題」が発生します


それは僕自身ドイツ語が全く分からないということです。


プロ下部組織ということもあり序盤から頭を使ったトレーニングばかり。


サッカーの技術以前にメニューが分からないから”練習内容が理解できない”ワケです


2タッチ制限のポゼッションなのに3タッチしてしまったり、やる気とプレーが全て空回りの状況。


もちろんミスを繰り返せばボールすら回ってきません


ここで大きなこと気付くワケです。


海外挑戦する際に「コミュニケーション力が重要」となってくることを


(練習から選手同士が意見をぶつけ合う環境。)


そんな感じで練習では散々な内容に。


トレーニングも終盤に入り”最後はゲーム形式”を行うことになりました。


ゲームならプレーで見せるチャンスだ。


練習内容も理解できず言葉も話せない最悪の状況でしたが、ここで自分の特徴を示せれば「評価をひっくり返せる」と僕は思ったワケです


そして紅白戦がスタート。


レベルの高い中、日本で学んだものを出そうと必死にプレーしました


さっきまではボールが回ってこなかったけど、良いプレーを1つすれば次第にチームメイトともコミュニケーションを取れるように


そんな中、僕がu17のキャプテンDF11で勝負ができるシーンが巡ってきました。


自分はドリブルに自信があり、ボールが来た瞬間に迷いなく仕掛ける。


u17キャプテンをかわし前へボールを運びました。


しかし次の瞬間僕は思いっきり引っ張られ、ビブスが破れ回転しながら盛大に転がる。


監督が笛を吹きゲームを止めた。


僕自身も完全なファールだし、相手選手が怒られるのかなと思いました。


しかし監督は僕の方に近づいてきて「凄い剣幕で自分に対して怒っている」。


僕は何が起きたか分からず「タイガ!」とドイツ語でキレられました。


後から知った話だけど、監督は僕がファールされたのに「主張しないこと」に対して怒ってたらしい


「なぜお前はファールされても何も主張しないんだ」と。


ドイツでは自分で主張しないと誰もファールを取ってくれないし、この国では勝負は出来ないよと。


今まで日本では「先生や監督の言うことが正しい」「ルールを守ることが全て」と学んできた16歳の自分には”衝撃的な体験”でした。


同時に僕は「ドイツの考え方が面白いな」と感じた


自分の考えをはっきり伝えることは相手へのリスペクトでもあること。そして相手の意見もリスペクトして聞いた上で、自分の考えと照らし合わせ「ベストな答え」を出していく。


同じ16歳なのにこんな日々をドイツ人は過ごしていると思うと大きな差を感じたけれど、同時にこれからの海外挑戦が「一気に楽しくなりそう!」と感じたきっかけでもあった。


(u17ユースのメンバー証は今でも大切にしてる)


こんな感じが僕が16歳で初めてドイツプロクラブu17に参加し感じたことです。


初日の内容は散々な結果だったと思います。笑


内容もドイツ語も。考え方さえも全て否定されたドイツでの海外挑戦。


でも学ぶことも多すぎて今振り返ると「全てが新鮮で面白かった経験」だったと感じる


運よく2日目にオランダ2部ユースとの試合に呼ばれ、その際良いプレーを示し僕はドイツプロクラブu17に入団することができました。


当時のu17監督は僕にとって、人生における恩師の一人です。


よくもわるくも僕を日本人ではなく「同じドイツ人」として日々本気で接してくれました


時にはめちゃ怒られたし、褒められることもあった。


ドイツ挑戦では「現地で出会う11人が」人生において大きな影響を与えてくれる


なぜなら全員が違う個性や考え方をドイツという国では、誰もが”自分を持っている”からです。


話はそれてしまったけど僕が高校生や大学生に伝えたいのは、自分の考え方や大きな目標を持つことは「全然恥ずかしくないこと」だという部分です。


ドイツでは与えられた環境でなく、自分で切り開いていくからこそ面白い挑戦がある


僕自身の経験がこれから挑戦する方々にとってプラスになればとても嬉しいです。


最後まで読んで頂きありがとうございました

チュース!

Chance

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